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気に障る言葉5

先日、娘(い抜き言葉娘の姉。高3)と二人でホテルで昼飯を食った。
ホテルといっても地元の駅前の、一階がパチンコ屋の古いビジネスホテルだ。

テーブルに案内されて、黒服のウエイターがオーダーを取りに来る。

二人とも牡蠣フライのセットをオーダーする。
俺はコーヒー、娘は紅茶をチョイスした。

ここからの黒服のしゃべりがすごかった。

ご注文は以上でよろしかったですか。
お飲み物は食後でよろしかったですか。
紅茶はレモンでよろしかったですか。

まさかのよろしかったですか過去形三連発だ。

この黒服が慇懃な物腰で過去形を繰り返す間、娘は吹き出すのを必死に堪えている。

もうだめ、料理持ってきたとき、よろしかったですかって言われたらあたし爆笑しちゃう。

娘は続けてこう言った。

いまどき高校生のアルバイトだってあんなこと言わない。
あの人は世の中であの言葉遣いがなんて言われているか知らないのかな?

うーん、娘よ父もほぼ同感だが、ちょっと待てよ。
いまどき何の躊躇もなく過去形を使う接客業の大人、というのはちょっと考えにくい。

よろしかったですか、という言い方は関西方面の方言だという話を聞いたことがある。

そうか、俺は黒服の後姿をみてはっと気がついた。

彼は関西から上京して、苦労しながらも東京で日々懸命に生きている。
そんな中、自分を育んでくれた郷土を愛する彼は、東京で一人ぼっちでも、ふるさとの言葉と文化を心のよりどころとしていて生きているのだ。
関東者にどんなに馬鹿にされようとも、間違っていると指摘されようとも、彼は郷土の言葉を忘れずにあえて使い続けているのだ。
自分の誇りのために。

がんばれよ。
人が何と言おうと関係ない。
自分の価値観に素直に、そして頑固に貫き通す。
そんな不器用な生き方、俺は嫌いじゃないぜ。

誇り高いこの男の背中に向けて、心の中で俺はそうエールを送った・・・




んなわけないっつーーーーーーの!

こんな話でよろしかったですか?
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2008/12/18(木) 21:41:11 徒然 トラックバック:0 コメント:0
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