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俺の話を聴け

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俺の書く文章について

俺は文章が苦手だった。作文が嫌いだった。
テーマを与えられて、そのことについて作文を書くのが苦痛だった。
本を読むことはガキのころから嫌いではなかったが、本を読んで、自分が感じたことを文章にしてみると、そこには明らかに俺が感じていることとは違うことが書いてある。
何のことはない、文章力がないだけの話だが、ガキながらも俺はこの歯がゆさにイラついた。
だから作文が嫌いだったし、文章にコンプレックスを持っていた。

高校のとき現国の授業で読書感想文を書かされたことがある。
そこで俺は、読書感想文ではなく、本と本を読むことについての随筆というか、常々俺が思っていたことを書いた。
本を読むことは好きだけど、読書は決して趣味じゃない、生活の一部だ。とか、本を借りて読むやつの気が知れない。本は買うものだ、たとえ読まなくても。などなど。
そんな生意気なことを原稿用紙十数枚書いた覚えがある。
肝心の課題図書の感想は半ページにも満たなかった。
ところが、この生意気な作文が現国の先生に痛く気に入られた。教室で読み上げられたりした。
どうやら、俺の本に対する考えに先生が共感してくれたようだった。
俺の作文を読み上げながら、先生は笑って、俺も同じだ、と何度も言ってくれたのを覚えている。
おれは目からうろこが落ちたように感じた。
へぇあれでいいんだ。やけくそで好き勝手に書いたあんな文章がありなんだ。
俺の文章はこのときから変わったような気がする。

俺の文章は、くどい、くさい、理屈っぽい、の三重苦といわれている。
それでも、昔から明らかに文体に影響を受けた三人の作家がいる。
それは、伊丹十三、東海林さだお、椎名誠、の三人である。
あっ、気取った文章を書くときは村上春樹が顔を出すこともある。ちょこっとだけね。
もちろん三人とも名文家であり、エッセイの名手である。
だが、「私、谷崎潤一郎、梶井基次郎、三島由紀夫に影響を受けました・・・」などといって、小さく咳をしつつ遠くを見つめたりする人が隣にいたら、やっぱり言いにくいかなと思う。
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2008/03/16(日) 23:01:42 徒然 トラックバック:0 コメント:5
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コメント

馬鹿おやじ1号さんのブログを拝見させていただくようになり毎日23時過ぎが密かな楽しみになっています!!
  1. 2008/03/16(日) 23:41:41 |
  2. URL |
  3. くまゴロー #-
  4. [ 編集]

私は、筒井康隆、横溝正史、糸井重里です。
  1. 2008/03/17(月) 01:21:41 |
  2. URL |
  3. あおちゃん@常笑気流歌劇団 #-
  4. [ 編集]

あおちゃん様
そういえば昔一日中コピー考え続けていたら結局「おいしい生活」に行き着いちゃって、糸井ってすごい…なんて思ったことがあったっけねぇ。若さってバカ。

くまゴロー様
あなたはもしかして「くまの○○さん」の○○ですか???
  1. 2008/03/18(火) 23:08:08 |
  2. URL |
  3. 馬鹿オヤジ1号 #-
  4. [ 編集]

?・・?
馬鹿オヤジ1号さんのブログファンです。。
  1. 2008/03/19(水) 00:07:10 |
  2. URL |
  3. くまゴロー #-
  4. [ 編集]

くまゴロー様
失礼しました。人違いですね。これからもコメントお願いします。なにしろほめる(おだてる)と伸びる(調子ずく)タイプですので。
  1. 2008/03/21(金) 23:43:18 |
  2. URL |
  3. 馬鹿オヤジ1号 #-
  4. [ 編集]

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